スパイスから作るカレー教室へ 1.なんづくり


クーポンサイトで、面白そうな料理教室を見つけたので、参加をしてきました。

場所は祐天寺にあるパティス・ガストロノミー協会というところ。


文化と料理を考察する協会で、
食に興味のある方々には有名で、多くの有名シェフがサポートしているようです。



先生は、自称500歳のダンディーで素敵なムッシュー先生でした。

今回のカレー講座はヱスビー食品のバックアップでなりたっているそうで、
机の上にはずらりと12種類のヱスビーのスパイスが並びました。

時間は2時間、それでカレーが出来て試食も可能なのかしら?
と思ってましたが、
「インドカレーは味と香りを楽しむものなので、日本のように長時間煮込んだりしません、
煮込むと香がとんでしまいますからね。」
という事で、多分調理時間は15分ぐらいでした(野菜などは下ごしらえずみ)。

教室はまず皆でナンを作る所から始まりました。
訪れた時には既に1次発酵済みのパンが用意されており、それを成形し1人約100gのパンを焼きます。
100gの強力粉だと、総菜パンが3個ぐらいのイメージです。

最近パン教室デビューをしていたので、今日のパンはどんな作り方か味かと楽しみにしてました。

「小麦粉の原産地はイランやアフガニスタンのあたりなので、
パンはヨーロッパに行く前にそのあたりで味わった方がよいですよ、
小麦粉もその周辺のを使ったらいいですね、日本のとは味が違います。」

「インドにはイーストという便利なものはなにので、ヨーグルトを入れて発酵させます。
インドは気温が高いので、ヨーグルトを入れてその辺に置いておくと勝手に発酵してくれます。」

という事で、今日はインド流プラスちょっと日本いりでイーストプラスヨーグルトという構成でした。

★ナンのレシピ(4人前)★
強力粉・・・200g
塩・・・大さじ1/2
砂糖・・・20g
イースト・・・1g
ひまわり油・・・大さじ1
牛乳・・・80cc
卵・・・1個
ヨーグルト・・・30g

ナンと言われて想像する長くて歪んだ形がナンの形だと多くの日本人は思っているけれども、
実際には丸形なのだそうです。
どうしてあの形になっちゃったのかなー、焼きやすかったからかなと言ってました。

打ち粉は少ない方が美味しいというので、手がべたべたしてちょっと大変な作業になりました。

「インド人というのは人と同じが嫌いという事で、本通り、型通りというのを凄く嫌がります。
だから、ナンもそれぞれ自分の作りたい形に成形してください、
味の違い、堅さを味わう為にも、薄い所と厚みのある所とつくってみてくださいね」

ということで、一か所は伸ばしたり、片側はしっかりした厚みにしたり、色々試して成形をしました。

最後にオイルを塗って、海藻を含んだ岩塩をぱらぱらとかけて焼いて完成。
オーブンがない場合はフライパンでも良いという事でした。



カレー話は後程という事で、ナンの感想だけいうと、凄っくおいしかったです。

ナンだけをずっと味わって食べていたくなるような味でした。
あきらかにAB〇クッキングのと素材が全然違うと思います。

味のある野菜とそうじゃない野菜の違いぐらい全然違いました。

上にぱらぱらとかけた岩塩もおいしかったです、多分ゲランドかなと思いますが。

では、カレーに続きます

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